おもと四方山話

No、5

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平成21年12月31日

品 格   その1

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おもと界で良く言われている言葉ですが「品」と言う事にについて私なりに思う事を書いてみたいと思います。この事柄は人によりさまざまな考え方や感じ方、又は理解の仕方があると思いますがお付き合い宜しくお願いします。

品格とは?頭の中では理解しているつもりなのですがいざ文にしようとするとどのように書いて良いかわかりません。で、早速、今はやりのヤホーで調べてみました、そこには「その人やその物に感じられる気高さや上品さ。品位。」と書かれていました、新たに「品位」と言う言葉が出てきました。判ったような判らないような、まだモヤモヤが晴れません。次は「品位」を調べてみました、「品位とは気品や品格、人格などとも言い、個人ないし特定の団体が、礼儀や節度や人徳、気高さに富む様をいう。又そうした、品位の保持は人々より尊敬、或いは信用を受けるとされる。」とある、う~~ん判らん↘ 読み進んで行くと「基本的にはきわめて観念的な国際的価値観であり」とある。観念的、又難しそうな言葉が出て来ました、毛の無い頭から少々湯気が出始めたような気がしますがもう少し調べてみます。「観念的つまり観念論とは哲学において・・」え!て、哲学、私には縁遠い言葉が出て来ました。「物質よりも精神、理性、言葉に優位性を置く理論の事である」私の理解できそうな所はこの部分だけ。そうか、やっぱり感じる世界の部分が多いのか!と都合のいい様に理解してこの辺で調べるのをやめときます、これ以上の事は私には絶対無理ですから。

よく「このおもとには品がある」等と言う言葉を耳にします
こう言われて一番に思い出すおもとはなんですか?私はやはり「富国殿」ですね。おもと界に入った当初から不世出(めったに世に現れない程優れている事、又は世の中にまれな事)のおもとだとどれほど聞いた事か。確かに姿、地合い、芸等どの部分をとっても素晴らしいおもとだと思います。

 


が、待てよ人間には思い込みと言う事がある、周りからあまりにもいい、いいと言われ続けるとそのような目で見るから余計よく見えると言う事はないのだろうか?色々考えてみました、富国殿によく似た地合いを持つおもとを思い浮かべて頭の中で比べてみます、やはり富国殿にはかなわない、ではこのおもとならどうだろう富国殿によく似ていると言われているが・・・これもかなわない、なにが違うんだろう。あれこれ考えた結果、総合美ではないかと言う思いになりました。ある一部分のみが優れていても全体的にみたらバランスが悪かったりすると優れている部分さえもが悪く見えてしまう、そういう事もあるかもしれないがなんかすっきりしない、それに個人個人で感じる世界ならば他の人はどう思っているんだろうか私は富国殿でも他の人は違う品種をあげるかもしれない、そこで他の業界(蘭屋さん)の友人何人かに品格とは何って話を聞いてみた。A
君「そりゃあ山採りの木でも綺麗に作れば名品に負けないよ」との返事、??ちょっと私の質問の仕方が悪かったかな?横にいたB君「A君は意味を取り違えてるよ」と私の耳元で一言。B君の意見を聞いてみる「やはり業界を代表するような名品はそれなりのオーラがあるよ」と、オーラかう~んそういう表現もありかな。オーラと言う言葉もよく聞くがどういうもんだ?これも頭の中では判っているように思えるが実際はなんだ?。?マークばかりが出てくる、またまたヤホーの出番です、[オーラは物体(特に人間)が放出する雰囲気、霊気等の事]とある、なるほど、やはり各自各自が感じる世界が大きいのかな?、おもと社会のもっと多くの方の意見が聞きたくなりました、そこでお願いです、私には掲示板やブログは有りませんのでメールで意見をきかせて頂けませんか?
私の方から直メで返事をしたり、アドレスを他に流したりは致しません、アドレス等の個人情報は本文をコピーの後、消去致します。但し、ご意見とか考え方等はこのページにコピーして記載させて頂きたいと思います。「載せてくれるな」と言う方はその旨書いておいて頂ければ公開は致しません、ここにお約束いたします。お名前も書きたくなければニックネームでも結構です。
                     
                 omotoseisyouen@yahoo.co.jp      
までどうか宜しくお願い致します。


    
                 

第64回日本おもと名品展
熊本大会において
内閣総理大臣賞、
(社)日本おもと協会会長賞
の栄誉に輝いた「富国殿」